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2008年4月 3日 (木)

利益率の壁

企業を経営しておりますと、一番悩むのが利益率の壁だと思います。
私は、売上の壁というものは無いと思っています。
売り上げだけでいえば、どんな人でも簡単に伸ばせます。
簡単に言いますと、人を増やすか、安く売るかどちらかで簡単に売り上げが上がります。
しかし、人を増やすと経費が増えます。
安く売ると、利幅が減ります。
売上を伸ばせば伸ばすほど利益率の壁が高くなってくるという事が一番の悩みです。
売上が低い方が、経営は楽という事が言えます。
そこに納まってしまうという経営方針もあると思います。
しかし、企業を大きくしたいという野心がある場合、必ず利益率の壁が立ちはだかり、そしてその壁はどんどん高くなっていきます。
そこでその利益率の壁を越えるために必要な要素とは何であるかという事になります。
私は、時間だと思います。
同じ事をやっていても時間をかけずにやっていくという事が必要です。
どのように時間をかけずに仕事ができるのか?
それは、できるだけ多くの事を定型化する事だと思います。
生産ライン、サービスライン、営業ライン、などとにかく製造業のようにそれぞれの仕事をラインに乗せ、流れ作業で行っていく事が必要になります。
その時に、専門的分野を専門の人間が行う事で時間の短縮が見込めます。
そのラインを作っていくのが経営者さんの仕事の一つです。
今までラインができなかったのは、ラインで働く人のせいではなく、それを作ってこなかった経営者の責任だということです。
しかし、中小の経営者様は、ラインに入って働く人にラインを作れと命令してしまいます。
ラインに入って働く人は、ラインの一部は見えていてもライン全体は見えていません。
経営者がライン全体が一番見えます。ですから経営者の方がラインを作るしかないのです。そして、各ラインから上がってくる問題点に対して改善していく事が必要です。
そんな事を繰り返している間に、生産性が向上し時間の短縮が見込めると利益率が上がります。
売上が下がっても利益が上がれば企業は存続kできますし、逆に言う事なしの経営になるのですから、もっと内側に注力する事が必要に思います。

売上は外から持ってくるものですが、利益は内側が大きく関係してきます。
外に出て営業していないと落ち着かないかも知れませんが、内部も時には目を向け、利益率の高い組織体制を整えるとよいと思います。
そうすれば人を増やすたびに増収増益という企業体質が出来上がるのではないかと思います。

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