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2008年6月13日 (金)

老いから学ぶ

私の20代の生活には密接におばあちゃんの存在がありました。
私の両親は離婚していましたので、19の時に母と2人暮らしになり、間もなく母の実家からおばあちゃんがやってきました。
その後サラリーマン時代を経て、独立開業し現在の事務所に所在地を移すまで、2Kのアパートにおばあちゃん、母、私の3人で暮らしていました。
さすがに3世代同じ屋根の下に住むと、ライフスタイルが違いすぎて、相当苦労しました。
そして、デジコムを個人事業者で初めて5年くらいは、仕事の横にはおばあちゃんが寝ていて、仕事の電話の最中には、大きな声でおばあちゃんが私に話しかけてきたりと、すごく苛立ちを感じる時もありました。
しかし、その時から私は人生を長期スパンで見るようになりました。
10年近くおばあちゃんと暮らすことによって、老いていくということを考えるようにもなりました。
年をとってくると耳は聞こえなくなってくるし、あっちこっちが痛くなってくるし、わがままになるし、本当に世話がやけるもんだと思いました。
しかし例外なく私も老いていくわけで、その中で自分の老いていく姿というのも考えるようになりました。
すごくめんどくさい存在でしたが、すごく愛しかった事も覚えています。
現在おばあちゃんは90歳を迎えようとしています。
あれから十年、おばあちゃんには私の子供(ひ孫)を見せることもできました。
おばあちゃんはひ孫を見るたびに、無邪気に喜んでいます。
そして私の子供達にも、おばあちゃんに可愛がられた記憶をしっかりと焼きつけてもらいたいと思っています。
人生は長期スパンです。
それを教えてくれるのが老いだと思います。
私はおばあちゃんにはとても感謝しています。
邪魔者扱いする人もいますが、いつか自分も通る道です。
どうせ通る道ですから、老いをみて自分の歩むべき人生を考えていきたいと思います。
できれば、孫やひ孫といった、命のつながりを感じながら老いていければ最高だと思います。
人生は長期スパン。今現在のことも大切ですが、それだけにとらわれず、一日一日を老いに向かって積み重ねていこうと思います。

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