« 物件データの共有方法 【不動産マーケティング】 | トップページ | 結婚5周年 【デジコム前原の日記】 »

2008年10月 8日 (水)

オールマイティーではなくスペシャリストへ 【不動産マーケティング】

中小企業の経営者様は、自社の社員にオールマイティーを求めてしまう傾向があります。

経営者の分身を育てようとしてしまうのでしょうか。

しかし、オールマイティーの人間を育てようと思っても結局経営者の分身にはなりえません。

もし、経営者の分身のような存在になったとしたら・・・その人は独立して会社を去るでしょう。

企業の大小問わず、社員教育として必要な事は、スペシャリストを育てることだと思います。

何でも幅広く知っているのは経営者だけで十分です。自分の分身を作っても経営者本人の仕事量が減るわけではありません。

それよりも、経営者も知らないくらい専門分野に特化して覚えてもらい、その分野のことはその担当社員に聞いた方が良い。という組織にしていくことが有効だと思います。

経営者は担当社員の知識と能力に嫉妬しないでくださいね・・・。(;一_一)

私は企業の社員様に一人一人ブログを開設してください。と提案していますが、テキトーに書くのではなく、テーマを決めて書く事をお勧めしています。

あなたは、ローンや資金計画について

あなたは、建築やデザインについて

あなたは、宅建業法や民法について

など、テーマを決めてスペシャリストを育てれば、その人に聞けばいいので経営も楽です。

そしてブログも絶大な効果を発揮するでしょう。

オールマイティーではなく、スペシャリストへ。

今、中小企業にとって大切な経営戦略だと思います。

|

« 物件データの共有方法 【不動産マーケティング】 | トップページ | 結婚5周年 【デジコム前原の日記】 »

業務効率改善」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様です。

気になったのですが、この件に関してはこの人(スペシャリスト)に!となるとその人に休まれたり(特に女性は産休など長期休暇もあるし)した場合に業務が一気に回らなくなる恐れがありますよね?
リスクヘッジはどう考えればよいでしょうか?
ご教授ください。

投稿: BLADE代表 | 2008年10月 8日 (水) 19時40分

コメントありがとうございます。
スペシャリストを育成した結果リスクヘッジはどうすれば良いのか?
とても良い質問ありがとうございます。
ご回答をする前に、基本的に私のブログは地場中小企業に対する記事だということをご理解いただければと思います。

一般的に人材のリスクヘッジの考え方として、アシスタントまたは同等のスキルの人間をもう一人育成する。
という方法が考えられると思います。
しかし、大企業と地場中小企業の考え方として相違せざるをえない現実があります。
地場中小企業はリスクヘッジを考えて人材を雇用していては、人件費で破綻してしまいます。
そのために中小企業の経営者は、幅広い経営的知識以外の専門知識もある程度理解がなければなりません。
要するに、地場の中小企業においては、社長一人でもいざとなればやっていけるというのが条件ですし、それが社長の創業時からの覚悟なわけです。
基本的に人材育成は企業のスタンスそのものです。
スペシャリストに育成して離職してしまうリスクと幅広い知識を長年にわたり教育し独立してくリスクとどちらを取るかという選択になると思います。
問題はスペシャリストを育てるノウハウが企業のものではなく個人の才能であった場合です。
そのために、人材教育というのは企業の要になりますし、学んだことを残していくということが企業にとって大きくプラスになっていきます。
スペシャリストを育てるという行為とプロセスをノウハウ化するということが中小企業ができる最大限のリスクヘッジです。
まあ簡単な話がどうあがいてもリスクはあるということですね。
企業成長を考えた時に、一人一人がスペシャリストとして企業にノウハウを残していくことを優先するか、それとも浅く広い知識を教育し現状業務の停止リスクを回避するかの選択になると思います。
企業のスタンスですね。
BLADE代表ならどちらを選択しますか?

投稿: 前原 | 2008年10月 8日 (水) 23時58分

前原社長

回答ありがとうございます。
なるほどですね。
人材育成は、会社が人材をスペシャリストとして育てるか、
オールマイティとして育てるか、方針によるということですか。
確かにそう言えますね。

結局会社(社長)としては、人材はこう育てていきますよと方針を決めるのみ、
あとは人材のスキルアップ(勉強等)に期待するしかないのでしょうね。

スペシャリストとして育てた会社の場合に例えば
「住宅ローンに関するこの内容はスペシャリストの○○さんしかわからないよ。○○さんは出張中ですぐには対応できません。」
これでは緊急時や何かあった時に困るので、
自らも専門分野以外の事を勉強しておこうと周りの社員が思うか思わないかでだいぶ違いますからね。

結局このようなやる気のある社員などは独立できるマインドを持ってますから
状況によっては独立してしまうのでしょうが・・・
そうなると、いかに”この会社に”貢献したい、自分が大きくしていきたい!と思わせるか?というのも会社としては重要事項ですね。

BLADE代表ならどちらを選択しますか?
⇒逆行するようですが、会社としてスペシャリストに育成するという事は、
ある意味育てる側もスペシャリストでないと厳しいと思われます。(師匠と弟子の関係)
専門分野に特化した人材を雇うのも難しそうですし、
私ならやる気のある人、向上心のある人を前提に雇い、
オールマイティ+得意分野を個々に持たせる(ここは意図的に人材を見極めて選定します)方針にします。
あくまでも理想になってしまいますが。
地場企業という条件であれば、分業制よりオールマイティ。
ただ、最近医療業界などでは”チーム医療”を推進するなどの動きも出てきています。
チームで一つの目標を達成する場合、スペシャリストでチームを組んだ時の力は想像以上ですから
一概にどっちがベストとはいいきれません。
時代に即した方針をうちだし、柔軟な対応力で導いていく事が重要なのかもしれません。

投稿: BLADE代表 | 2008年10月 9日 (木) 19時53分

再度コメントありがとうございます。

【結局会社(社長)としては、人材はこう育てていきますよと方針を決めるのみ、
あとは人材のスキルアップ(勉強等)に期待するしかないのでしょうね。】

【前原のコメント】
人材教育する際に方針のみ決めてもその人はその勉強をしません。より綿密により的確にこれを勉強しなさい。と支持をして初めて結果が出てきます。

【これでは緊急時や何かあった時に困るので、
自らも専門分野以外の事を勉強しておこうと周りの社員が思うか思わないかでだいぶ違いますからね。】

【前原のコメント】
当たり前に持っていなければならない日常業務知識に毛が生えたものはスペシャリストの定義から外れます。
例えばローン契約するお客様がいて、担当社員がいないと契約できない等は論外です。
なぜなら、そんな低次元の事は誰がやっても同じ結果だからです。
例えば、住宅ローンに関する生活者向けのセミナーを開催するための資料を1時間話せる分だけ作成してください。と言われたとします。
スペシャリストなら1日で作るでしょう。
幅広い業務知識を持っているが、専門分野ではない人だと、出口が見えない迷宮入りになってしまいます。
そうゆうことです。

【そうなると、いかに”この会社に”貢献したい、自分が大きくしていきたい!と思わせるか?というのも会社としては重要事項ですね。】

【前原のコメント】
その通りです。
そのためには、その企業がどこを目指し、何をしたいのかが正確に社員に伝わっていて、理念を共有していて、同じ方向を見ているかが大切になてきます。
そのために自分がこの会社に一番貢献できることは何か?を考えた時にスペシャリストは生まれます。
何度も言いますが、誰がやっても同じ結果の低次元な業務スキルは除外してください。

【⇒逆行するようですが、会社としてスペシャリストに育成するという事は、
ある意味育てる側もスペシャリストでないと厳しいと思われます。(師匠と弟子の関係)】

【前原のコメント】
経営者は経営のスペシャリストでなければなりません。
経営者が経営をないがしろにし、専門分野に没頭していたら、そこは研究所みたいになり会社は回らなくなります。
経営者に必要なのは、そういった専門分野の人間の能力を引き出すことと、機械を与えること、そしてその専門知識を経営に生かすことです。


【オールマイティ+得意分野を個々に持たせる(ここは意図的に人材を見極めて選定します)方針にします。】

【前原のコメント】
オールマイティの定義が大切ですが、日常業務は誰でもできて当たり前です。
『+得意分野』ここにこそ個人の価値をもたらす決め手があります。その得意分野のスペシャリストが望まれる。ということです。

【地場企業という条件であれば、分業制よりオールマイティ。】

【前原のコメント】
上記の場合、今の企業規模で十分満足できる場合です。
今以上を求める企業の場合、上記の思想は通用しないと思われます。

【時代に即した方針をうちだし、柔軟な対応力で導いていく事が重要なのかもしれません。】

【前原のコメント】
その通りですね。

BLADE代表
コメントありがとうございました。
またのコメントを楽しみにしております。

投稿: 前原 | 2008年10月10日 (金) 00時00分

ご丁寧な回答ありがとうございます。upwardright

今後も気になった点などコメントさせていただきます。

よろしくお願いします。

投稿: BLADE代表 | 2008年10月10日 (金) 23時38分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/66758/24362852

この記事へのトラックバック一覧です: オールマイティーではなくスペシャリストへ 【不動産マーケティング】:

« 物件データの共有方法 【不動産マーケティング】 | トップページ | 結婚5周年 【デジコム前原の日記】 »